モノが売れない時代

いわゆるサブプライムローン問題に端を発した金融恐慌。一部では、マスコミが誘導しすぎる感を懸念する声もあるようですが、実際に世間の懐が寂しいとなるとモノは確かに売れません。

ですが、世にあまたの人がいる限り、必要なものは必ずあるし、単に昔のように大量生産、薄利多売では、打率が上がらなくなったのだと仰る方がいました。

よく言われる価値観の多様化というものです。

確かに、不況、不況といいながら、韓国ウォンが安いとなれば韓国への航空券は飛ぶように売れ年末年始もあちこちの温泉地や観光地は調べてみると予約でいっぱいのようです。
本当に国民全てが貧しいのであればそうにはならないでしょう。

やはり、それぞれが潤沢ではないにせよ、ほどほどのムダをする程度の余裕はある事に間違いはありません。職を失った方の中にも家族を養わないといけないがきつい仕事はいや、都合のいい仕事が見つからないと言い続ける人もいる事は確かです。

そんな環境のもとで、モノを売るにはどうすればいいのか?

今の私なりの答えは、今までのように、右に習えで自らが試行錯誤することなく、また努力をする労力を惜しんでいては、モノを売る事において成功する事が難しくなったということです。セールスプロモーションの現場においても、自己の環境を冷静に分析し、安直な方程式を当てはめるのではなく、トライ&エラーとなるかもしれないけれども、自分自身で導きだす自分にとっての最適解をどん欲なまでに追い求めて行くしかないのだと思います。

そう考えると、ネットの世界で言えば「Web2.0」という言葉は最後のあだ花だったのかもしれません。

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