オープンにすること



早いもので、な〜んにも構えもせずに新卒でIT業界に飛び込んで○○年になろうとしています。

社会人になる覚悟すらまともにできてなかったし、今のように企業研究なんて、自宅に送られてくるDMながめるくらいが関の山。
さらに、同期が会社訪問だ〜、面接だ〜と走り回ってる頃には、高校の教育実習に行ってましたしね。

時は流れて、平成も終わろうとして、私たちの年代は3年号またぎを達成予定です。これって結構すごいこと?あ、でも大正生まれなら4年号またぎですね。

と、世の中も昔とはず〜いぶん変わって、ビジネスのスタイル、ITを取り巻く環境も、インターネットの出現によって大変革を遂げました。

「情報革命」と言われ、18世紀の「産業革命」に匹敵するくらいの社会構造の変化をもたらしたとも言われる、その真っ只中に私たちはいるわけですね。

とりわけ、情報のオープン化は顕著な変化です。

情報伝達速度が桁違いに速くなり、それとともに単位時間当たりに私たちが処理しなければいけない情報量もますます増えていくでしょう。さらにこれからは仮想現実が身近なものになるでしょうし、まさに空間そのものが、我々の想像を超えた、別次元のものになっていくに違いないでしょう。

おっと、話が大きくなりすぎました。。。。。

もう少し、身近な視点にズームしてみましょう。

企業においては、いま、情報ガバナンススキルがマネジメント層に求められています。

情報のオープン化にともなって、これまでなかった脅威やリスクに企業が晒されるようになりました。ネットでの炎上、個人情報の流出、ハッキング、コンピュータウィルスなどなど。さらには、個々の企業の中に閉じ込められていた過酷な労働環境が次第に公開され、「ブラック企業」なる言葉が日常の会話で交わされるようにもなりました。

経営リソースとしての「情報」が曖昧なものでなく、独立した資源として認識されたのです。

独善的な経営層にとっては脅威ですが、多くの企業は、そのガバナンススキルを重要視し、情報のオープン化に耐えうる資質を自分たちの中に求め、鍛え上げ、さらにそれを糧として、激変する市場での戦闘力に昇華させています。

私たちのビジネスの本質は、まさにそういった企業の良きアドバイザーとして、寄り添い、手を携え、共に喜び合う事なんだと思います。

だからこそ、私たちに技術力に対する妥協があってはいけないのです。

だからこそ、私たちは「無知の知」を大切にし、探究心を忘れてはいけないのです。


だからこそ、物事の本質を見出すセンサーを磨かなければいけないのです。

だからこそ、この仕事は楽しいのです。


夜中の仕事の、ちょっと気分転換に書いてみました。
さぁて、もいっちょ頑張るか!!


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