このところ思うこと

みなさま、お久しぶりです。

前回から、気がつけばほぼ半年。
もう自然消滅したろか、という悪魔の囁きもありましたが、いかんいかんと気を取り直して投稿します。

この半年は、ずっとアンタッチャブルだった部分に思い切ってメスを入れ、その術後観察も終わりようやくいい形で軌道に乗ってきたかなぁと、まとめて言えばそんな感じの半年でした。

もちろん、やりたいことが全て出来ているわけでもなく、焦燥感は相変わらずつきまとうのですが、でも確実に前向いて歩いてはいるなと感じてもいます。

でもって、最近顧客に聞かれたりするのが、ソーシャルゲームだかの問題で「IT業界も冷や水かけられて大変ですよね」ですって。
とんでもない、あんなもんはIT産業と呼ばないでほしい、あれは昔のテキ屋の型抜きやら紐釣りの景品屋よりタチの悪い悪徳業者業界でしょう。

だいたいソーシャルゲームって何?
ソーシャル?

ソーシャルって社会的なとか意味で使うべきなんじゃないの?

まぁ、世知辛い社会、周囲かいかに自分の金を巻き上げようと虎視眈々と狙ってるかを学ぶ場といえばそういう意味でソーシャルなんかもしれませんが、ありゃぁ集金マシンオンラインゲームでしょ?

なにしろ日々彼らが考えることが、いかに人を騙して金を巻き上げるか?その一点に尽きるのですから、どんな言い訳をしようが≒ネット詐欺ぼったくり集団といわれてもおかしくない輩たちです。

少し前に、拝金主義だとさんざん村上ファンドやホリエモンがバッシングされましたが、ある意味あれよりもえげつなく、騙せる相手をひたすら探すという意味ではもっとタチが悪い。

そして、稼いだ金でガンガンCM流せばマスコミにとっては大スポンサー。悪い記事はかけませんからほっといても擁護してくれる。
まぁその構図は他にもいっぱいあるので今更感がありますが、悲しいのは若手のエンジニアが、そんな業界で育ってしまっていること。
ネットの先にいる人たちを、いかに言葉巧みに騙して、言い逃れして、金を巻き上げるかにしのぎを削って、そんな先に何があるんでしょ。

少なくともそんな感覚に染まったエンジニアはうちには来てほしくない。(ま、向こうも来たくないでしょうが。。)

そうでなくても、IT業界にはクライアントやエンドユーザを小馬鹿にする風潮が少なからずはびこってきました。本当はネットビジネスのお陰でダイレクトに対価を受け取る機会が増え、CS(顧客満足)を意識することがビジネスにとっていかに重要か、決して取り繕いやその場しのぎでは通用しないのだということを肌で感じることができるようになって、それは個人的には素晴らしいことだと思っていただけに、上述したことはとても残念に思うのです。

「道徳なき経済は害悪であり、経済なき道徳は寝言である」の通り、愚直に顧客満足と対価に値する価値提供を我々は続けていきたいと改めて考えます。


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