投稿

2022の投稿を表示しています

信じると言うこと

イメージ
  『信じる』 それは、容易いことではないですよね。ましてや、自分のコンディションや置かれている状況によっては「んな、あほな」で終わってしまうこともありますね。そこにはリスクも当然ながら伴うわけですから。 信じるに至れない自分の問題なのか、そうさせてくれない相手の問題なのか。ある意味、『賭け』なのではないかとも思ったりもします。 でも、私の場合は『先行投資』のような感覚が近いかもしれません。 自分が会社を立ち上げた時に、『信用』というものが如何に外形的に量られるかを知った時に、それでも信じて仕事を任せてくれた人がどれだけありがたかったことか。そして、その期待を裏切りたくない、信じてよかったと思ってもらいたい、と深く心に誓ったあの感覚は決して間違いではなかったと思います。 だから、まず信じてみよう、例えば、未熟な社員がいても私が信じることで、いつか花を咲かせることができるなら、そこから生まれる成長の輪を広げて、次の人に伝えていけると。 例えば、10のうちの1つしか期待できなくても自分が見えていないだけかもしれないから。 信用することのリスクよりも、信用しなかったことで触れられなかったモノへの後悔の方が嫌だから。 あ、ちなみにうちの社員はみんな優秀ですからね😁 信じた先のいろんな出会いを楽しみにしてるだけです。ビジネスのチャンスや発見、驚かせてくれる人との出会い、次世代の子どもたちへの想い、そして、まだ知らない自分の可能性にもね。

会社の経営

イメージ
 私は創業社長です。 つまり、経営はど素人の状態から会社を立ち上げ今まで続けてきました。 世の経営者に比べると、経営に関する知識もなく、元々エンジニアで営業に強いわけでもない。 そんな私がなぜ今まで会社を潰すことなく続けて来られたのかを考えることがたまにあります。(よく考えるではないんです。。。) じゃあ、やっぱり経営やマーケティングに関する知識なんぞいらないのか? もちろん、そんなことはありませんよね? 元々の私の強みは、 エンジニア、特に上流のスキルセットに恵まれていたこと。 理系ではなく文系、しかも教育志望だったこともあって、人間心理、行動心理、発達理論に深く興味があったこと。 法律や会計など、システム周辺の領域にも一定の経験から得た体系理解があったこと。 だったと思います。 マーケティングに関しては前職がそこに優れていた会社だったので、立ち返り、そしてイメージできる教科書を懐に忍ばせていたことが、いろんな場面で有利だったのは間違いありません。 これに関しては本当に前職の顧客・仲間・上司には感謝することしかりです。そういうことにしっかりとアンテナを張って、興味を持って話をすることができる環境というのは人を育てるのだと確信しています。 経営は、財務・人事・事業開発どれをとっても未だ発展途上と言ってもいいでしょう。 そんな私ですが、少しだけ経営者として胸を張れるスキルがあります。 その一つは、形ばかりの言葉ではなく、真っ正直に顧客に付加価値を与え、真正面から「ビジネスの成功」を考え、その実現のためにはなんでもやってやろうと思えるスキル。 もう一つは、成長したい、そのために勇気を持っていろんなことに挑んでみたいと考えてくれる社員を嘘偽りなく、愛して、導き、仲間としてリスペクトするマインドを持てるスキルです。 卑怯なことは嫌いだし、今自分を『無知の知』を以て見つめ続ける謙虚さは無くしてはいけない。だけれども、会社の経営を預かる者として会社の理念を、自分の理想を『絵に描いた餅』で終わらせたくない情熱は誰にも負けるとは思いません。 どこか、青臭く不器用かもしれませんが、私が経営というものをやる意味はそこにあるのだと思います。