やり遂げるということ



いよいよ本格的に冬がやってきたようです。

冬といえば、クリスマス、そして大晦日からのハッピーニューイヤー。

そして、世の受験生はいよいよ受験本番を迎えます。
我々も長らく大学受験をサポートとするサイトを構築・運営してきたこともあって無関心ではいられません。

昔は、受験戦争と呼ばれ、とにかく悲惨の一言で語られた大学受験も、今の自分が振り返ってみると社会に出る一歩手前で、目標を立て、戦略を考え、戦術を実行し、成功を勝ち取るというプロセスを体験したことは本当に貴重な体験だったなぁと思います。

社会に出れば、学生時代のように誰も手取り足取り、物事を体系立って教えてくれたりはしません。就活・婚活しかり、目的を達成し幸せになるためには、上に述べた実践を主体的に行う必要があるのです。

しかしながら、多くの人、多くの場面において、何かをやり遂げられれずに失敗し挫折という結果に終わってしまいます。

  • プログラマを目指すと言って結局なれなかった人
  • No. 1のセールスになると言って、全く売上を作れなかった人
  • みんなに必要とされる人材になりたいといって、みんなの文句を言って辞めていく人
  • 絶対痩せると言いながら、毎日の間食をやめられなかった人
何がいけなかったのでしょう?
やり遂げること以外、罪悪だと言っているのではありません。でも自分が何かをやり遂げるための「勝ちパターン」が出来てない人は、やはり場所・場面を変えても同じことを繰り返すでしょう。そうならないためにも、失敗の分析は必要なのではないでしょうか?

実はほとんどの失敗の原因は、不真面目やサボり、能力不足ではありません。
多くの場合、本気で「やり遂げる、やり遂げられる」と思っていなかったのです。
出来たらいいな程度では、どんな素晴らしい戦略も戦術も計画も支援も全て意味がないのです。
だから、うまくいきそうにない時、結果が出ない時は、まず自分が本気でやり遂げられると自分を信じていたのかを振り返ってみてください。

本気で自分を信じることができたとしても、多くの人はその次の罠にハマります。
多くの人は、真面目で卑怯が嫌いで誠実です。
そういう人ほど、頑張ってしまうのです。頑張っても頑張っても結果が出ません。
でも、ちょっと待ってください。あなたは「何に」頑張っているのですか?
何かをやり遂げるために、必要な「何か」ですか?
努力しない人は、わかりやすいからいいのです。でも努力する人はまず周囲は叱ったりはしません。
「頑張っているね」
「見てて安心します」
だから、必要なヘルプがあなたには与えられない。その努力の先には、ゴールとは程遠い果てしかなくても、努力しているだけで満足しています。そして
「こんなに努力しても・・・」
の結論に辿り着きます。
そう、必要なのは「正しい努力」をすることです。

では、「正しい努力」はどの教科書に載っているのでしょう?誰が教えてくれるのでしょう?

それは、またの機会に書いてみたいと思います。


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